WEB予約

アレルギー内科

Allergy

アレルギー内科|東久留米駅 リウマチ膠原病内科 | なきり内科リウマチ膠原病内科クリニック

アレルギー内科

アレルギー内科

アレルギー物質によって引き起こされる、花粉症、じんましん、気管支喘息などの診断や治療を行います。気になるアレルギーの症状、またはアレルギー疾患の可能性がある場合はお気軽にご相談ください。

このような症状ございませんか

  • 眼の症状:充血、眼のまわりの痒み、涙目
  • 口の症状:口の中、唇、舌の違和感、腫れ
  • 皮膚の症状:かゆみ、じんましん、むくみ、赤くなる、湿疹
  • 消化器症状:下痢、気持ちが悪い、吐き気、嘔吐、血便
  • 呼吸器症状:くしゃみ、鼻づまり、鼻水、せき、息が苦しい(呼吸困難)、ゼーゼー・ヒューヒュー(喘鳴)、のどが締め付けられる感じ
  • 循環器の症状:脈が早い・乱れる、手足が冷たい、血圧低下

花粉症(アレルギー性鼻炎)とは

「アレルギー」はからだの免疫システムが関係して起こる症状で、ある特定の物質に対する防御反応が過敏に起こる体質の人に多くみられます。
しかし近年は、体質に加えてストレス、食生活、大気汚染、日常をとりまく化学物質の増加なども影響を与えているのではないかと考えられており、現代病の一つともいわれるようになりました。
「アレルギー性鼻炎」とは、鼻の粘膜に入った異物を排除しようとする反応が過剰に起こり、おもに鼻水、鼻づまり、くしゃみといった鼻炎症状が続く状態をいいます。
かぜの合併症としても同じような症状が見られますが、かぜの原因がウイルスであるのに対し、「アレルギー性鼻炎」の原因は花粉やハウスダストなどが多いといわれています。

原因

「アレルギー性鼻炎」の原因(抗原)として最も多いのは花粉で、成人患者の約90%が花粉症といわれています。なかでも多いのがスギ花粉症。次いでイネ科花粉症、ブタクサ花粉症の順となっています。
このほかにも「アレルギー性鼻炎」を起こす花粉は一年を通じて飛散しています。
アレルギー体質の人は複数の抗原に過敏反応を示す傾向があるため、一年中なんらかの花粉症の症状に悩まされる人も少なくありません。

アレルギー性鼻炎の原因は、ハウスダスト(家の中のホコリ)やカビなど、ごく身近な場所にも潜んでいます。
年々、子どもの発症時期が早まっているという報告もありますので、とくに小さな子どもがいる場合はハウスダストやエアコンのカビ、ペットの毛、そば殻、材木の粉、羊毛など生活回りの抗原対策とともに、アレルギー症状を悪化させる大気汚染、偏食、ストレス、疲れなどにも細心の注意をはらうことが大切です。

治療

花粉症の治療には、薬物療法、免疫療法、手術療法があります。
花粉症は薬による治療が中心ですが、対症療法のため、一時的に症状がなくなっても花粉が飛散する時期になると再び治療が必要になります。

じんましんとは

痒みの強い、丸っぽい形をし、わずかに盛り上がったみみず腫れが数分~24時間以内にできて消えていく皮膚疾患をじんましんと言い、6週間以内に治るものを急性じんましん、それ以上続くものを慢性じんましんと呼びます。
盛り上がりの大きさや形は、2〜3mmの円形、楕円形のものから、直径10cm以上の地図状のものまでさまざまで、患部を掻くと赤いみみずばれができ、チクチクするような痛みや、焼けるような痛みを伴うこともあります。
ただ、湿疹のように皮膚ががさがさしたり、痕が残ったりすることはありません。

原因

原因が特定できるじんましんは全体の1〜3割ほどで、多くの場合、原因ははっきりわかりませんが、かゆみを引き起こすヒスタミンが何らかの原因によって体内に放出されることで起きると考えられています。
じんましん悪化の背景因子としてはウィルス・細菌感染、ストレスや疲労、体調不良、食物、運動発汗、日内リズム、月経などがあげられます。
この他、甲状腺疾患や膠原病などの病気が原因で現れるじんましんもあります。この場合は精査が必要です。

治療

抗ヒスタミン薬の飲み薬を中心に使用します。
じんましんの症状は皮膚にでるため、「塗り薬でも治るのでは?」と感じてしまうかもしれませんが、実際に症状が起きているのは、皮膚の表皮(表面)よりも下の真皮部分となります。
この場所まで塗り薬は到達しにくいため、塗り薬も処方することはありますが、飲み薬中心に治療をしていきます。

気管支喘息とは

気管支喘息は、急に空気の通り道となる気管支が狭くなってしまい、「ヒューヒュー」「ゼーゼー」し始めて呼吸が苦しくなる状態(いわゆる発作)を繰り返す病気です。
気管支喘息では、気管支に慢性的な炎症が起こっていることが分かっています。

この炎症のために簡単な刺激が入っただけでも気管支の壁が腫れたり、粘液(痰)が分泌されたり、気管支の周りの筋肉が縮もうとしたりして気管支が狭くなってしまい発作が起こります。
そのため、炎症を治さない限りいつまでも発作が出現します。
さらに、長く炎症が続いてしまうと気管支自体が硬くなって治療が難しくなる「リモデリング」といった状態に陥ってしまいます。

原因

日本では、大人の3~5%が喘息(ぜんそく)にかかっているといわれています。
大人の喘息(ぜんそく)の6~8割が大人になって初めて発症した人たちも多く、男女比は変わりません。子どもの喘息(ぜんそく)に比べ、原因が明確に特定できない場合が多いとされています。
おもな喘息の原因となるものとしては、ダニ、花粉、ハウスダスト、食べ物やペットなどのアレルゲンとなるものと、運動、たばこ、過労・ストレス、大気汚染や香水などの匂いなど、アレルゲン以外の誘引に分けることができます。

治療

重症度の段階に合わせた薬の種類と量が処方されますが、喘息の薬には2種類あり、発作を予防する長期管理薬と急性の発作を鎮める発作治療薬があります。
長期管理薬には吸入ステロイド薬を基本に長時間効果のある気管支拡張薬と抗ロイコトリエン薬が併用されます。
発作が起きた時には即効性のある気管支拡張薬の吸入やステロイド薬の内服が行われます。